へなちょこフリーター日記

おもしろおかしく生きてきたいね

 

言葉をたぐり、空のつぎ目に耳をすます。こぼれるように息をして、きっと明日もなんでもない。そうでなくっちゃあ、玉子焼きも生焼けだ。奥歯でそっと噛みしめて、弾けた目玉のなかに、とおい海をみた。星をつなぐ指先にともす歌とか、鮫にきかせる昨日のこととか。掘れば掘るほど夜が深くなっていく。爪のなかに夜をみている。ひとつひとつ、あなたのと、わたしのと同じだって、最後までどうしても言ってあげられなかった。嘘でもいいって、信じてあげられずに、潮が満ちていく。海になっていく。