へなちょこフリーター日記

おもしろおかしく生きてきたいね

あるべきところへおさまった『京都・南禅寺』

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森見登美彦有頂天家族』ーー愛すべき毛玉たち ( たぬき ) が京都をほうぼうむくむくころころするお話なのですが、南禅寺はその第2弾に登場する玉瀾の住まうところ……というわけで、前々から訪れてみたかったのだ。

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三門

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⇒ 三門は、別名・天下竜門とも呼ばれる。でかいっ!

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⇒ 細かな凹凸の残った柱の肌には木目が浮き上がり、オーブンでこんがり焼いたような色合い。……素朴な駄菓子が林立しているみたいだ。

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サスペンスでよく見る " あれ "

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⇒ 疏水とは、琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路のこと。

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⇒ 水道橋の上部。疏水は現在も現役で、上水道の水源として利用されている。

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⇒ 寺の中に赤煉瓦? 景色の中でさぞ浮いているに違いないーー訪れる前はそう思っていたが、これが不思議と寺の風景に馴染む。もともと寺院というものは異文化の匂いをたぶんに含む場所なので、西洋建築をとりこむことくらいは朝飯前なのかもしれない。

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蹴上駅近く、インクラインの下で撮影。

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おまけ・禅林寺永観堂

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哲学の道から南禅寺への道すがら、門に切り取られた緑があんまりきれいで、入り口付近を散策。

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⇒ 柵の向こうには、広大な庭園が広がっているようだ。

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まとめ

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三門をくぐり、青もみじの林を抜けると法堂にたどり着くーー線香に火をともし、手を合わせる。淡い香りのついた煙が風に巻かれ、耳をかすめて通り抜けていった。

 

柵の隙間からのぞきこんだお堂の中は薄暗く、中央に安置された三体の仏像は内からぽうっと金色に明っているように見えた。そこから上へいくほど闇は深さを増していき、天井には黒々ととぐろを巻く龍がいた。

 

その白い目玉に見据えられていると、腹の底の方から不思議な安堵感が湧いてきた。

 

己があるべきところへおさまり、 " わたし " という曖昧な存在が、わずかな時間ではあるけれど、ぴたりと、静止した。

 

自分自身を確固たる存在として感じられるーーそれと同じ感覚を、妙心寺の天井に描かれた睨み龍を見上げたときにも抱いたことをあとから思い出した。

 

臨済宗のお寺とは相性がよい気がしている。

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● 南禅寺

〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町

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