へなちょこフリーター日記

おもしろおかしく生きてきたいね

ほんとに、青い『長野・阿寺渓谷』

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涼んできた。

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鈍行・日帰り旅

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18切符を買った。8月の帰省の往復で使っても3回分あまる。チケットショップで売り払う手もあるが、せっかくなので足を踏み入れたことのない土地に行きたい。

 

名古屋から片道1、2時間で行ける、かつ、涼しいところ ( 重要 ) 。GoogleMap をピンチしいしい、ふたつの条件に合致する場所を見つけたーー長野県は阿寺渓谷。

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ほんとに、青い

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連ドラのタイトルではないけれど、" 信州 " という言葉から連想するのは、そばよりなにより、青だった。

 

観光ポスターでよく見かける、遠くなるにつれ、浅葱色・天色・藍色と青を深くしていく山々ーー中津川駅で松本行に乗り換えた後ほどなくして現れたのは、まさにそんな風景だった。

 

加工されて出してるんじゃなくて、ほんとのほんとにあの色なんだ。

 

乗客はカメラを取り出そうとカバンやポッケを探りはじめ、長野県への期待がぷつぷつとはじけ、車内に充満していく。わたしも負けじと首をひねり、日差しにあたたまったガラス越しに、山の流れを追っかけていく。

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阿寺渓谷

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触れるはじから、世俗にまみれた心まで浄化されてしまいそう。これが水なら、わたしはこれまで水を見たことない。

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歩く

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最奥のキャンプ場までシャトルバスで向かう手もあったが、体を動かしたい気分だった。渓谷沿いを歩いていくことにした。

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『山の神』と書かれた看板に目がとまる。江戸時代、林業にたずさわっていた人々が祀っていた神さまらしい。巨石を磐座に見立て、信仰していたのだろう。

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お昼ごはん

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橋のたもとから汗をかきかき、歩くこと30分。渓谷に降りられる場所を見つけた。水は氷のように冷たく、流れに浸した足首を秒でひっこめた。

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平たい岩に腰かけ、持ってきた弁当をひろげる。空腹と景色、ときおり顔にかかる清流のミストの気持ちよさとが相まれば、うまさが底上げされないわけがなかろう。

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飛びこみたい

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この澄みきった、青とも、緑とも表しがたい水を前に、なんでわたしは水着をもってないんだ!

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水自体が青いわけではないーーそんなことはもちろんわかっている。だけれど、さわってその存在を、確かめずにはいられなかった。

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砕けて走る

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岩石の性質が関係しているのでしょうが、ぱきっと定規で測ったようにまっすぐな断面もあれば、流れの形そのままにえぐれ削れた部分もある。

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まとめ

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奥まで行けば、滝やら何やらあるそうなので、わたしの見た阿寺渓谷はその一端でしかないのだろう。

 

タオルを枕に、岩の上に横たわって目をつむる。耳に染みこみそうな川の流れを子守唄にみた夢がどんなだったかは、その日のうちにすっかり忘れてしまっていた。

 

この場所は、自分だけが知っている。

 

事実、ほんとうにそうであるかはさして重要じゃあない。この物語は自分のために書かれているーー何万人に読まれたベストセラーにだって、ひとはそこに運命を見出すことができる。

 

間に誰をもはさまない、一対一の関係であれば、なにも相手が人間でなくたって、本や風景とだって、わたしたちは簡単に、特別な関係になれる。

 

わたしは変わってくから、せめてわたしの好きになったものはいつまでもそうして横たわっていてほしい。

 

身勝手な希望を、何度放り投げたってびくともしない。川や海のそういうところにすがって生きてるふし、けっこうある。

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● 阿寺渓谷

〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻799−12

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