へなちょこフリーター日記

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かわいい響きと侮るなかれ『名古屋・羊神社』

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北区界隈を気ままにうろついていたところ、地図上に不思議な文字列を発見したーー『羊神社……ひつじ? 羊が神様? どういうこと??

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人の名前だった

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西暦900年代にはすでに羊神社の名は記録されており、大変由緒のある社のようだ。

 

由緒によると、群馬県・多胡郡の領主である太夫という人物がこの神社名の由来であるらしい。この地には太夫が立ち寄っていた屋敷があり、「人心を安らかに」と神を祀ったことから、神社は自然と『羊神社』と呼び称えられるようになった。 

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太陽・炎の神

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ご祭神は、天照大神火の迦具土神(ひのかぐつちのかみ)。

 

火の迦具土は、秋葉神社愛宕神社にも祀られる火の神様ーーイザナギイザナミを両親にもち、火の迦具土を生んだ際のヤケドが原因でイザナミは亡くなった。

 

羊神社の周辺地域では昔から火災がきわめて少なかったそうだ。名古屋大空襲の折には多くの焼夷弾を受けたにも関わらず、ほとんど火災には至らなかったことから終戦後には神社を称えて感謝祭がおこなわれている。

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羊、ひつじ、ヒツジ

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『羊神社』という名の通り、狭い境内のなかはヒツジだらけ。ヒツジの口から水の出る手水舎は、日本でここだけなのでは?

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まとめ

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尾張誌には『羊神社の鎮座している「辻町」は「ひつじ」から「ひ」をとって名付けた』、尾張国地名考には『火辻村だったが「火」は縁起が悪いと「辻町」にした』と記録されているーー神社の鎮座する辻町の由来には諸説あるようだ。

 

羊神社を訪れてからずいぶん時間が経ってから、大空襲によって名古屋が一面焼け野原になっていたと知った。その状況下で火災に至らなかったとは、神がかっていると、おもわず手を合わせずにはいられなかっただろう。

 

羊神社に神を祀った羊太夫なる人物、日本三古碑(古代碑のうち書道史上、極めて重要とされている碑)にその名が刻まれているそうである。この碑の建立は711年……もはやファンタジーの領域。名古屋には、歴史上ものすごいことがさらっと転がってる、あなどれません。

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● 羊神社

〒462-0032 愛知県名古屋市北区辻町5丁目26