へなちょこフリーター日記

”楽に・楽しく” 生きるを提案するブログ。

雑談を新しくがんばる。

 『自分がされて嬉しいことをひとにしなさい』

 

異なる声音で一様な大人顔をする人たちに教わった通りに生きてきたコミュ障が、とある自信を得たお話を今回はひとつ。

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雑談に興じていると、相手が不安そうな顔をした。

 

お?なんか怯えさせてしまったようだ。いかんいかん。頭の回転と、口角をぎこちなく上げて再度会話を試みた……そういう自分にめっぽう驚いた。

 

わし、こんな器用なことできたんか。

 

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検索窓に「雑談 怖い」「コミュ障 治し方」――そんな単語を並べたことが、一度ならず何度も、ある。こう言えば、わたしのコミュニケーション能力がどんなもんか、なんとなくわかってもらえるだろうか?

 

きまずい空気がこわいから黙ってる。いざそうなったら苦しくて申し訳なくてたまらない……はずだった。一昨日はどういうわけか、黙らなかった。

 

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相手の下がった眉尻と細められた目を前にして、これまでなら『私と会話を続けたくないんだ』『私と話して気分を害したんだ。はやくこの人の前から消えないと』――そう考えたと思う。

 

『相手を不快にさせないこと』が私の会話においての目標だった。

 

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目の前の人が困っている。それをなんとかしてあげたいと思った。

 

話しかけてくれたことが嬉しかった。この気持ち通りに振る舞いたいのであれば、ここで曖昧な笑顔を作って会話を濁すのは、たぶん間違ってる。

 

『私が口をつぐんだら、この人はきっと不快に思う』

 

私に雑談能力はない。ほんでもって、この一瞬で相手を不快にさせるほどの影響力だってないはず!初めて湧いたその自信が逃げてかないよう、いまも大事にぎゅーっと握りしめて、寝る前なんかにそっと眺めてみてる。この微かで確かな始まりを。

 

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『自分がされて嬉しいことをひとにしなさい』

 

ひとを不快にさせないように振る舞う――つまり会話に参加しない・困らせたら黙る。それは相手のためになると思ってた。

 

私が消えることが相手のためになると、しごく当然に思ってた。

 

そんくらい私という人間は存在するだけで周りに悪影響を与えると思ってた。

 

そんなことない、私はただの会話が下手なだけの人間だって自覚して、自分がされて嬉しいことを「話しかけた相手とはできるだけ長く会話を続けたい」をようやっと実行できた。

 

私はずっと「他人が私にされて嬉しいであろうこと」を叶えようとしてきた。Aさん、Bさん、Cさん、出会う人全員の期待に応えるというミッションインポッシブル。

 

コミュニケーションには「自分がされて嬉しいこと」、ただそれだけでよかったっぽいです。

 

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「私が嬉しいと思うことをする」「他人が喜ぶ」……そのふたつに本当は因果関係なんてなくて、ひとが嬉しそうに笑うことはよくわからん仕組みでどっからともなくやってくるのだなあ。

 

私には私のことしかどうしようもない。悲しいことに、嬉しいことに。

 

明日もがんばらぬ~