森見登美彦「有頂天家族」に惹かれて赤玉ポートワイン購入。最寄りのスーパーで550ml 498円 。
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『有頂天家族』
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5年ほど前に友人に借りて読み、アニメをきっかけにこのたび再読。こ、これは、へなちょこフリーターのバイブルやないか!下鴨家の三男・矢三郎( 狸 )のように私もなりたい。
狸にも天狗にも「阿呆」とよばれ、本人もことあるごと「それは阿呆の血のしからしむるところ」と阿呆であることに胸をはり、尻をあたため、面白おかしく生きている。
狸にはなれんし、京都もちと遠い。しかしあの世界を体感してみたい!興奮冷めやらず、作中何度も登場する赤玉ポートワインをおちょこでちびちびやる。口当たりまるっこい。赤玉先生ががばがば飲んじゃうのもうなづける。
ポートワインのポートはポルトガルからきてるらしく、権利関係?で揉めた結果、現在「赤玉スイートワイン」の名に落ち着いたそうな。
矢三郎が、赤玉先生が、弁天が、これを味わってたのかー。私とおんなじ世界軸にキャラクターが生きてる気がしてくる(単純)。
あわせて読んだ森見登美彦の対談集『ぐるぐる問答』の中で「京都が舞台だと不思議なこともなんかありになる」というようなことが度々話題にのぼっていた。狸が人間に化けて暮らすという同じ設定でも『平成たぬき合戦ぽんぽこ』はファンタジーなんだけど、『有頂天家族』はなんかありそう!とおもってしまう。" いま " の話、なんだよなあ。( ちなみに私は「ぽんぽこ」を見ると顔をぐしゃぐしゃにして泣く。やるせなくって )

- 作者: 森見登美彦
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明日もがんばらぬ〜。