へなちょこフリーター日記

おもしろおかしく生きてきたいね

クラッカーならひとりで鳴らせる夜だから

人生はスタンプラリーみたいだ。 化粧品を買う、アイラインをひく、スカートを履く、デートに行く、結婚する、子供産む…… ひとつひとつの空白を漏れなく埋めながら、ぼくらは何と戦ってるんだろう。 遠ざかっていく友達の背中。三分の一しか埋められなかった…

何でもない毎日、には熟睡が足りない

ひとつひとつの情報が、1枚の紙にまとめられた資料なら、それにパンチで穴を開けて、紐を通して束ねることこそ、物語を紡ぐってこと、なのかもしれない。 『読書』という行為では、情報をどうまとめようが構わない。言葉を受けて、個々の脳内で物語を構築し…

花マルじゃ足りない、キラキラのシールでなければ!

どこまで頑張れば、頑張ったことになるのかな。 卒業の数だけわからなくなることばかり。1秒前のこと、忘れてかないと生きるなんてやってられないから、ズボン越しに伝わるぬくもりが、誰かの今日一日の切れ端だってこと、考えないようにしてる。 血液の滞…

でも嫌いにならないよ

やっぱりね ーー 下手くそな苦笑いを合図に幕は降り、缶ビールにも見放されて、キリトリ線の向こうへ。僕らは簡単にひとりになれた。 こだわらなければ今頃、ファミレスのハンバーグをつつく相手にも恵まれて、整った容姿の男だか女だか知らない声で更新され…

だいたい全部むずかしい

手を洗って、歯を磨いて、顔を洗って、髪をとく ーー そういう、ドラマのプロローグみたいな日常の営みをやれている " こいつ " は、いったい誰なんだ ……? まくった袖に雫が伝わないよう気をつけながら、疑問を解決すべく鏡を見やれば、そこには当然、見慣…

10000歩散歩

体を動かしたい ーー 内からのとつとつとした衝動に従って、布団から起きあがる。買ったばかりの黒のサコッシュに、水を入れたボトルと財布、ポケットにはウォークマン代わりのiPhone 。気に入りのスニーカーを突っかけて、玄関を出た。 あちこちの生垣で、…

道徳をねじ曲げても生きようとするところは、ちょっと好きかもしれない。

終わりまで連れていってくれなくちゃ、一歩も動けはしないんだ。 スナック感覚の暴力に、限界をむりむり更新させられて、いっそ破裂してしまえと願って叶わず、伸びたカップラーメンをすする自分は、人間としてバグなんじゃないか。 物欲も食欲も、YouTuber…

蛇行記憶紀行

桜の花は、水面に似ている。 ほころぼうとする桜の蕾に、去年ほど心を躍らせられない、自分の感性、ちょっと嫌いになりそうなんて、いっこうにぬくもらないガラス窓の向こう、やわらかな色彩に彩られていく日々を、労働にかすれた指先でなぞっていた。 どこ…

あなたは傷ついていいよって、全然大丈夫じゃないじゃんって言われたかったです。

こんなんあったらなーが、世界では割と実現されている。 数百円、数千円で世界は見違えるけれど、欲望も失望も言葉の形にならなくちゃ、体のなかでくすぶるばかり。どーせわたしなんか、の種をせっせとこしらえているのはいつもいつでも自分なのだ。 大切に…

違和感に目をあけて、わたしはわたしと生きていく

とつぜんですが、ルールには種類が存在するって知ってました? 道徳的ルールと心理的ルールのふたつがあるそうです。 この用語を『子どもはどのように善悪を理解するのか?』という本で知ったのをきっかけに、ここ最近抱えていた個人的な疑問がするするっと…

真火におどる影はとんがったりへこんだりしている

言葉なり、態度なり、表情なりで、自分の身体をとおって発露された感情は、他人の五感にろ過されて、どこか、世界とか、大気とか宇宙とか、もしくは遠くの誰かのもとへ、還っていくのかもしれない。 ネガティブな気持ち、悲しいとかさみしいとか腹が立って仕…

みんなちがってみんないい、って思ってたら息しづらくない?

愚痴って、なんのために言うんやろ。 話したところで解決しない案件。繰り返し繰り返し耳にしていると、自分が透明人間なんじゃないかと思えてくる。 からだをまっすぐに通過していく、辛いとか疲れたとか悲しいとかやり切れないとか。 こうすればいいかもし…

 カウンセリングを受けてきた。

現在、職場で日常的に暴力にさらされている。 ……とはいえ、私は直接的な被害者ではない、いわゆる傍観者なのだけれど、年嵩の男性の恫喝する声は、私の手足の震えをさそうには十分の声量と迫力を有している。 なにより辛いのは、それをいさめる人物がいない…

キョリ感ゼロは本当だった!『愛知・南知多ビーチランド』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日間賀島からの帰り道、急きょ思い立ち、富貴駅で乗り換え。南知多ビーチランドへ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ➡︎ 初めてのビーチランド。元旦から通常営業している。イルカ・アシカショーの13時…

2019年、スタートラインは自分で引くのでダイジョブです!『愛知・日間賀島』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新年一発目、好きなものからはじめよーー! というわけで、海へ行ってきましたよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ➡︎ 河和港から高速船に乗りこむ。名鉄の『迎春1DAYフリーきっぷ(¥1700)』の特…

灰色の温度

誰にも搾取されない、はじめての自分に会いにいくのだ、青い本の冒頭に光を見つけてキーボードに向かって、わたしはわたしを取りこぼしてる。 仕事ができるか、会話を盛り上げられるか、声がでるか、美しい目鼻だちか、個別ランキングと総合ランキングをわき…

終わっていくと思うから、明日を忘れて瞼を閉じて

がんがん冷風をあびながら労働にいそしむと、頭ががんがんしだすんだよ。 薬でわからなくした鈍痛は、頭のなかにいまも変わらずあって、頭の中にいる小人、とかが、わたしに代わって痛みに耐えているような気がする。 この時間がずっと続けばいいのに。そう…

寂しさに人数は関係ない。

街で遊ぶにはなにせお金がかかるのだけれど、それで何を得ているかといえば、人間関係の関所を通るための、わかりやすさという名の通行手形、って気がする。 おひとりさま、って言葉、今ではひとり行動応援マークみたいに使われているけど、まだ結婚してない…

最後の一枚

今ごろまで残っている桜並木の葉っぱたちは、ふかいふかい赤色をしているってこと、知らなかった。 薄紅の花弁が散ると、強い日射しに目がくらむのか、桜って透明になってしまう。すると見えてくるのが、ユリノキやスズカケノキなんかのザ・街路樹の面々。 …

まぶた裏のご主人様

夜、布団の中で目を閉じて意識が消えるまでの間、体と話すことにしている。 頭に思い浮かべたもうひとりの自分との、調子はどう? から始まるなんでもない世間話。 そいつは少し前までいつも疲れて、顔色の悪さを声色で誤魔化そうとして、失敗していた。痛々…

はじまるように目ざめる朝は

はじまるように目ざめる朝は 光が、しんと、目をつむっている。 肺臓の暗闇 シンクに落ちる蛍光灯 車のボンネットに反射する朝日まで、 均一に白。 これから、と考える。 クエッションマークを吹き消すと 明日が ずっしりと ( あんこのつまった大判焼を想像…

幸福な既視感があれば『蜷川実花展ー虚構と現実の間にー』

幸福な既視感さえあれば、どこであろうと、かえってゆける。 人工的でビビットな配色、過剰に演出されたファンシーな世界観。 仁王立ち、横たわり、妖艶に微笑む人肌は妙に白く、かといって陶器ほどのなめらかさをゆうしていないと主張するように、頰の、腕…

ここでぐるぐる回っている

考えたって躓くときは躓くし、バランスボールの空気は抜ける、首が冷えると自転車から遠のいて、ああ、ここに湖があればなあ。 ぼやぼやと薄皮みたいな存在感の若者が、珍しく人間の目をしていた。笑いだって防御なんだろう。ほんとうのところ、何も考えてな…

手のひらに龍がいた『愛知・豊川稲荷』

総門にほどこされた大輪の花が、10月にしては暖かい光を浴びて、今にもほころぼうとしている。手のひらに少しささくれだった木目を感じながら、細部まで気合いの入った装飾をながめた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 豊川稲荷に見られる、さま…

進むか戻るか !? アクセルのみならいざ進め『豊川稲荷・霊狐塚』

寺院や神社、大木、霊木、水辺に大岩ーー いわゆるパワースポットと呼ばれる場所に足を踏み入れる直前まで、わたしはいつも迷っている。 進むべきか、引き返すべきか。 この場所が、まがまがしかったらどうしようと怖くなってしまうのだ。 縁切りで有名な京…

四つ足にこうべを垂れて生きるとも『愛知・豊川稲荷』

ハロウィン間近の豊川駅前は閑散としていた。 赤銅色のキツネたちが飛び跳ねるように踊っているローターリーを利用する車もない。 タクシーが一台停まっているが、集客は当分見込めないだろう。 観光地とはいえ、オフシーズン、しかも平日。どこもこんなもん…

ひとは見た目が9割で、1割知るのに万年かかる『名古屋・緑ヶ池』

昨日の記事にのせた水辺は、名古屋市守山区・小幡緑地内の緑ヶ池。 蛇口から水滴がこぼれるような小ぶりな水音の主は、アカミミガメだった。 わたしの足元まで波紋がひろがってくる。 息継ぎをしているのだろうか。 ーーそれにしても無防備だ。 甲羅からだら…

めぐる場所で肌をさらして

開いた窓から顔を出して、仕事場へと向かう車の列を眺めながら考える。 何を、着ていこう。 朝日のまぶしさに目を細める。布団の熱から冷めはじめていた皮膚が、ちりちりとぬくまっていく。 暦にならい冬支度をちゃくちゃくと進める風に反して、太陽は未練た…

夜も冬も裸足でも山でひとりペンをにぎって

文章をうまく書けるようになるかもしれない。 親指と人差し指の間でひらひら揺れる、無色セロファンのような予感だけれど。 小説・エッセイ・ライトノベル・批評に雑記――あらゆる文章は、有史以前からこの世に存在する絶対的な造形物――山や川、海とおなじに…

" 巨大 " の効能『高知・大谷の樟』

須崎市・須賀神社の境内にある、樹齢2000年の大木を見に行ってきた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大きなクスの木の下で ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー まとめ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…